女性のしあわせってなあに?

 

初めまして!あゆみです!

 

私の趣味は読書です。

現在2日で1冊ペースで読んでいます。

そんな中で、みなさんに私のおすすめの本を紹介したいと思います!

 

『産む、産まない、産めない』

著者 甘糟りり子

株式会社 講談社

 

 

この本は妊娠・出産に関するストーリーが8話収録されている短編集です。

妊娠・出産を見つめなおすキッカケとなる本です。

いろいろな選択肢がある。いろいろな正解がある。

 

・出世と出産の選択。

・血の繋がらない息子との距離感。

・男性の育休。

・プレッシャーの中での不妊治療。

・お腹の中の子の心音は止まってしまった。

・娘が自分同様高校在学中に妊娠。

・兄夫婦の元に産まれたダウン症の子供。

・親友は未婚の母に、妊娠を望んでいるもう一人は子宮がんに。

 

そんな身近に無いようで、世間ではありふれているおはなし。

涙なしでは読むことが出来ませんでした。

 

女性のしあわせってなんだろう?

子供を産むことだけがしあわせなのだろうか?

出産せずに仕事に打ち込むことが偉くてしあわせなのだろうか?

一つのお話ごとに自分に置き換えて考えさせられました。

 

そして、妊娠・出産には必ずしも幸せな、喜ばしいストーリーだけではないんだと痛感しました。

どんなことがしあわせか、どんなことに重きを置くか。

十人いたら十通り、百人いたら百通りのストーリーがある。

当たり前のことを改めて感じました。

 

女性はもちろん、ぜひ男性にも読んで頂きたい本です!

性別云々ではなく、一人の人間として妊娠・出産に関して理解してくれる方が増えたらいいなと思います(^_^)♪